みんみん * ぞくぞく

最近めっきりおとろえた記憶の引き出しのために・・・民俗のフィールドワークの記録

美術館

  • 大阪市立美術館 「GUIMET ギメ東洋美術館所蔵浮世絵名品展」 ―2007年4月10日〜5月27日―

というわけで、舞楽は早めに切り上げて、美術館へ。去年のパリ旅行では時間がなく行けなかったんで、今回少しでもギメが味わえてよかった。
「世界初公開の北斎の竜虎!100年ぶりに出会う!!」という目玉もあって、なかなか興味深い内容。浮世絵も歌麿とか北斎とか個人の展示は行ったことがあったけど、こうして改めて、有名な浮世絵師の作品がブースごとに分かれて展示されているのを観ると、それぞれのカラーがひきたって面白かった。浮世絵もだんだん色刷りが多彩になってくるにつれ、作品も迫力が出てくるもんで、そしてやっぱり北斎ってすごいんだわと感心。
それにしても「竜虎」の軸は500年たって対幅だと確認されるなんて、浮世絵の研究も出尽くしてんじゃあないかと思っていただけに、まだまだ研究することがあるんだと、ちょっと楽しくなったりして。いや私はしませんけどね。