みんみん * ぞくぞく

最近めっきりおとろえた記憶の引き出しのために・・・民俗のフィールドワークの記録

美術館

今はケータイサイトで、京博の込み具合もわかるんで、おおっと10分待ちならまだましか、と仕事が終って帰る道中に、京都で途中下車。金曜日は午後8時まで開いてるし〜と6時すぎに到着。
実際並んだのは10分くらいで、無事入場。ええかんじと思ったのもつかの間……目当ての洛中洛外図屏風の前の人だかりはそれはもうスゴイの何のって。
前面に陣取った人たちは動かず、あくのを待つ人たちも動かず、隙間に入ろうと後から狙っている人たちも動かず。
がんばって待ってはみたけど、上1/3だけ必死に遠くから見て、後は断念。
やはりお膝元ですし、みなさんの目当ては同じなんよね。それにしてもよくもまあ暴動が起きないもんだと、別のところに感心してしまいました。
裏側には近江名所図屏風(狩野派)の展示。滋賀県好きとしてはにんまり。でも観覧者は意外に滋賀県ってことに気づかず、「これどこ?」「洛外やろ、さびれてるし」とか「はずれはやっぱりさみしい景色やなぁ」とか。
え〜っと……琵琶湖です!!!
狩野永徳づくしに圧倒しつつ、そそくさと帰路につきました。